
アコースティックバンドとは、まるで自然派志向のどこかの農家が作る無農薬野菜のようなものです。見た目は穏やかで、聴く人に優しい音楽を提供する一方、時にはその優しさがあまりにも薄くて、逆に物足りなさを感じさせることもあるのです。アコースティック楽器を使っているというだけで、なぜかおしゃれなカフェで流れるBGMのような扱いを受けがちですが、実際は単調なメロディーの宝庫。また、フルバンドに比べて盛り上がりに欠けることが多く、あの“あー、いい感じ”と思わせる軽やかさの裏には退屈な瞬間が潜んでいることもしばしばです。だからこそ、カフェで流れちゃうのでしょうね。要は、「アコースティックであること」が目的になってしまうと、音楽本来の楽しさが失われる危険性があるのです。
アコースティックバンドをまじめに語ると
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