
カーネルとは、オペレーティングシステムの中核をなすコンポーネントで、ハードウェアとソフトウェアの仲介役です。これがないとOSがまるで無能な犬のように使い物になりません。カーネルはCPUの管理からメモリの割り当て、デバイスの制御まで、全てを引き受けるマルチタスクな存在です。乱雑なデータを整理するのはカーネルのお仕事なのに、使う側が「なんでこんな面倒なことをしなくちゃいけないんだ」なんて文句を言うのはお門違い。カーネルに感謝する日が来ることはないかもしれませんが、あなたが快適にパソコンを使うためには欠かせない存在なんですよ。例えば、料理が苦手な人に限って「包丁使わなくてもいいじゃん」とか言っちゃう見当違いなセリフを吐く。まさにそれです。多くの人はカーネルの存在を知らないまま、便利さを享受しているのですから、感謝の心を持ちなさい、とは言わないものの、せめて大切に扱ってほしいものです。
カーネルをまじめに語ると
前の記事: « 選択アーキテクチャとは?毒舌で解説!
次の記事: ミクロ構造とは?毒舌で解説! »