
交換価値とは、モノやサービスが他のモノやサービスと交換される際の価値を指すんですが、これが単なる経済学の理屈だと思ったら大間違いです。例えば、あなたの古い本がミステリー小説の名作だとして、それを誰かに売ろうとしたら、その名作がどれだけの価値を持っているかは、購入者の興味次第ってことになるわけです。つまるところ、重要なのは相手がその本にどれだけの価値を見いだすか。感情がにじみ出た「愛の交換価値」なんて言葉が浮かぶんですが、そんなの聞いた日には鼻で笑ってしまいますね。結局、価値なんてのは大体のところ「需要と供給」で決まるもので、一度流行ったスニーカーが次の日にはゴミにされるのもそのせいです。結局、交換価値とは、世間の風向き次第でどうにでも変わる脆弱なものなんです。
交換価値をまじめに語ると
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