
アーティストブックとは、アーティストの作品やインスピレーションを集めた、まるでそのアーティストのインスタグラムのスクリーンショット集かと思わせるような本のことです。けれども、ただの作品集じゃないんです。アーティストの個性的なビジョンや生活感、さらには内面を覗き見ることができる特別なアイテムなんて言われていますが、実際には、真面目に見れば見える、ただの自己陶酔の産物に過ぎないことも。要は、アート好きな人が、気取って高い本を買って満足感を感じるための道具とも言えます。作品集なんて、わざわざ本にせずともネットで十分観れるのに、何故か紙の中に閉じ込めたがる。この無駄な流行、正直どうにかならないものですかね。ロマンチックな気持ちを持ったアーティストたちが、自らの作品を手に取らせたいという思いは分かりますが、結局は商業主義に踊らされているのでは?
アーティストブックをまじめに語ると
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