ディストピア文学とは、いわゆる人間社会が崩壊し、権力者が牛耳る悪夢の世界を描くジャンルです。そんな作品を読んだら、まるで東京のラッシュアワーに巻き込まれた気分になりますね。これでもかというくらい冷酷な現実を突きつけられて、まるで「お前の人生、こんな感じだろ」と言われている気分になる。しかも、主人公は大体やけにポジティブで、希望なんか持っていて、読者は思わず「おいおい、現実見ろよ」と突っ込みを入れたくなります。彼らのように「すべてを変える」なんて壮大なビジョンは、ただの空想でしかないという現実があるのに…。まあ、現代でも似たようなことが起きているから、フィクションじゃなくても楽しめるかもしれないけど、どれもこれも節操がないというか、もうちょっとマシな未来を描いてほしいものです。
ディストピア文学をまじめに語ると
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