アップスケーリングとは、低解像度の画像や映像を無理やり引き伸ばして、ヌルヌルな高解像度にしてしまう魔法のようなトリックです。でも、はっきり言っとくけど、ピクチャーとしての価値があるのかは別問題ですよね。たまに、目の前に美味しい寿司があるのに、わざわざ冷凍食品の寿司を掘り起こして、『これも寿司だ!』って無理やり言い張る行為と似ています。クオリティはお察しの通り。機械の力で元の作品とは全く違う、別物にしちゃって、アートの尊厳はどこに行ったのかと問いかけたくなりますよ。やっぱり、元の素材の持っている力を大切にしないと、ただの姿だけの「何か」になってしまいますね。ちゃんとした絵を描くことができる人がいる中で、こんな簡単な操作で勝負しようとするのは、かえって恥ずかしいことだと思います。もう少し自分を磨いてから、頑張ってほしいです。
アップスケーリングをまじめに語ると
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