
ファミリー映画とは、家族みんなで見られるお話を描いた作品です。肩の力を抜いて観ることができ、時には感動や笑い、そして教育的要素を交えることが求められます。が、言うまでもなく、何でもかんでもファミリーとしてカテゴライズするのは大いなる過ち。まるで、明らかに酒盛りの席に子どもを連れてくる親のように、いい加減さがにじみ出ます。ジャンルの中でも低予算映画が多く、脚本が破綻していたりすることもしばしば。結果、醜悪な出来栄えの作品が多くなるという現実。仕方がないと言ってしまえばそれまでですが、ファミリー映画という名の安倍川餅のように中身がスカスカで、子どもが見るには少し躊躇うような作品も多く、親が目を向けてほしいものです。時には自分たちの作品ではなく、他の家族向けの名作を見に行ってほしいところですね。そうすれば、真のファミリー映画に出会えるのに、と思わざるを得ません。結局、ファミリー映画とはエンターテインメントの名を借りた、ちょっと子ども向けの風味が加わった退屈な映画のことなのかもしれませんね。
ファミリー映画をまじめに語ると
前の記事: « ファインバブルとは?毒舌で解説!
次の記事: フィッシュソースとは?毒舌で解説! »