
選考基準とは、簡単に言えば、選考する側が「これだ!」と思う要素を集めた高尚なリストのことです。あたかも人の能力や可能性を数値化できるかのように、面接官がやたらと自分の独断と偏見で選ぶ基準を並べますが、実際にはそれが何の役に立つのか、正直なところ疑問です。例えば、全く経験のない分野での仕事の選考基準に『協調性』を求めるというのは、サルにうりゃうりゃ喋らせているようなもので、何ら意味を持ちません。それでもって、選考基準が一流であればあるほど、勝手に『あなたは選ばれません』と突きつけてくる。その結果、いったい何の意味があったのか、選考する側は常に優越感に浸れるのですから、困ったものです。
選考基準をまじめに語ると
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