
試し刷りとは、あんたが何かを作る前に、自分の作品をちょっとだけ印刷してみることです。これ、通販で買い物するときに、まず試着してみるのと同じレベルの発想ですね。もちろん、実際に印刷しないと色合いや質感が分からないってことは分かりますが、「これだけはやっておくべき」という至極当然なことを、わざわざ試し刷りとして敢えて取り出してくるところが、なんだかちょっと滑稽。自分の作品のクオリティを前もって確認したいなら、試し刷りをするのはいいけれど、そんなの簡単に分かるっていうのに、実際の印刷物の出来は予想外だから、もしかしたら試し刷りなんてクスリにもならないかもしれません。何千円もかけてこれに挑むぐらいなら、無駄なものを買う前に、もっとマシなことにお金使えばいいのに、と思うかもしれませんね。結局、試し刷りをしても、詰まるところ結果が伴わなかったら何の意味もないという現実を思い知るだけだから、甘い考えは捨てるべきなのです。自分の作品を自慢したいなら、試し刷りすらも通過点だと理解しないといけないのに、なぜかその重みがわからない人も多い気がします。試し刷りという名の紙くずに何を見いだすんですかね?
試し刷りをまじめに語ると
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