
思想史とは、古代から現代に至るまでの思想の流れをぶった切って語る、とてつもない学問です。え? そんな歴史的な流れがあるの? と、驚く人も多いかもしれませんが、実際は人類が頭を捻らせて作り出してきた理論や哲学が、そのまま歴史に刻まれているだけです。さらに言えば、思想なんてものは、偉大そうに見える連中が何かを言って、他の連中がそれを崇めて、結局最終的にその思想を否定するというサイクルの繰り返しです。例えば、ソクラテスが「無知の知」を語った時、当時の人たちは肝を冷やしたでしょうが、今の時代には「そんなの当たり前じゃん」とスルーされがち。思想史なんて、笑ってしまうような人間の知恵と失敗の集大成なんです。
思想史をまじめに語ると
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