
画風とは、芸術家や画家が持つ独自のスタイルのことですが、何を持って独自と言っていいのか……。実際は、ただの模倣やわかりやすいパターンを押し付けているだけの人もいるのが現実です。光と影の使い方や色の配置など、画風という名のもとに自己満足の世界を広げている。ある意味、これは自己表現ではなく、自分の限界を他人に見せているに過ぎないのです。例えば、観光地にある、お土産屋さんの絵画なんて本当にマヌケ。何でもかんでも美化することで、”アート”を名乗る風潮には辟易します。だから、本当に画風を語りたければ、少なくともその名の下に何があるのか、もう少し考えてみてほしいと思います。
画風をまじめに語ると
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