
ヒルクライムとは、自転車乗りが登坂に挑むことで、まるで山の王者にでもなったかのような気分を味わう、苦行の一種です。心拍数は爆上がり、脚は悲鳴を上げる一方、そこで味わう達成感は至高のもの。なぜわざわざ疲れに行くのか、理解できない方々もいるでしょう。それはまるで、アスリートたちが早朝に食べたくもない青汁を喝采しながら飲むようなものですが、何が彼らをそうさせるのか?それは「自己満足」という謎の快感。ヒルクライムは、自転車ライフの中でも極めてアスレチックで、自己鍛錬の象徴とも言えますが、要は「無理して『崇高』なサイクリストでいたい」という余計なプライドがそうさせているのかもしれません。そんな自己犠牲が美徳になるのなら、皆だって登山家にでもなった気分になるはずです。しかし、まさにとんでもないバカのやることです。こんな無謀な挑戦はやめて、静かにカフェでスイーツでも食べている方が断然幸せでしょう。
ヒルクライムをまじめに語ると
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