
オーディションとは、才能や表現力を試される場面ですが、実際は自己アピール合戦の舞台です。だれもがスター気取りで、実力もないのに夢だけは膨らませていく様子は滑稽そのもの。見ている方が恥ずかしくなるような自己紹介や、滑舌の悪いセリフ回し、果てはダンスがまるで小学生の学芸会レベル。リアルタレントと呼ばれる人たちの苦労なんて、観客には伝わらないものです。そんな中、選ばれるのはごく一部の人間。絞りカスを集めて作ったコーヒーのように、残ったのは個性のかけらもない「量産型タレント」ばかり。結局、オーディションは夢を追い続けるための登竜門ではなく、同じ道を進む仲間同士のオリンピックのようなものです。いっそのこと、選考基準を「ウケるかどうか」にすれば、視聴者も楽しめるのにと思う今日この頃です。
オーディションをまじめに語ると
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