
大作とは、一種の自惚れた傑作を自称する作品のことです。無駄に長い時間をかけて作り上げたくせに、観る側は辛抱強くお付き合いしなければならない、あたかも映画界のアルバムのようなもので、まるでグッズの販売を目的にしているかのようです。しかし、すべてが大作と名乗るわけではなく、ただの冗長なストーリー展開に過ぎないものも多いのが現実。ああ、あの大作映画を観た後の疲労感は、一体何なのでしょうか。なんだか意味のない二時間がそこにあるだけ。大作ならではの感動や興奮があれば良いのですが、残念ながらただの勘違いの傑作に仕上がっているなんてことが多すぎです。お金と時間を損したと思わせる作品、もう勘弁してください。どこかの未発表作家の作品を無理やり大作として出しているのではないかと疑いたくなりますよ。本当に、世の中には無駄に時間をかけることを美徳と勘違いしている人が多すぎです。これもある意味、大作の一種でしょうか。
大作をまじめに語ると
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