
短波ラジオとは、周波数帯域が短い(3MHzから30MHzの範囲)ため、地球の裏側からでも電波が届くという、なんとも不思議な存在です。ただの古臭いメディアだと思うなかれ。実は、CMのようなガンガン耳に残る声もなければ、強制的に聞かされるような情報もない、自由で野放しな空間なのです。何たって、短波ラジオのほとんどはアマチュア無線とプロの間のフリースペース。その魅力は、知らない人とつながれること。インターネットに浸かっている現代人が、そんなアナログな楽しみを理解できるのか?例えば、隣の家のバーベキューの匂いがたまらなく、覗き見したくなるあの気持ち。短波ラジオもそれに似たようなもので、遠くの国の声を聞くのが魅力なんです。ただ、心配なのは、ノイズだらけでまるでカラスの鳴き声のように聞こえることが多い点です。これでは本当に潜在的リスナーを失ってしまいますね。こんな悲惨な状況、改善しない限り、短波ラジオは本当にオワコンです。
短波ラジオをまじめに語ると
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