
受託製造とは、企業が自社の製品を他社に製造させるタレント派遣のようなものです。ただ、製品に関しては派遣先の企業がすべての責任を負うわけですから、まるで法律家の急募求人に応募する気分に似ています。材料調達から製造工程まで、もうやってられない!と感じるほどの手間を押し付けられる企業もいれば、逆にコストカットで利益を最大化するために利用する賢い企業もいます。まぁ、後者の企業は薄利多売という悪夢と隣り合わせですから、さらに見ものですね。製造業はコスト意識が強い業種ですが、株式会社のパーティーを思い出すと、派手な衣装よりも中身が重要で、受託製造も変わらず、肝心なのは製品の品質と相手の信頼度です。たまにはこんな壮大な舞台で失敗してみるのも面白いかもしれませんが、製品に命を吹き込むのはパートナー次第ですので、選び方には要注意です。
受託製造をまじめに語ると
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