
量的緩和とは、簡単に言えば、お金をジャブジャブとばら撒く政策のことです。中央銀行がまるで金持ちの爺さんが孫にお年玉をあげるかのように、金融機関にお金を供給するわけですが、これがまた厄介なもので、肝心の投資や消費がうまく回っていないにもかかわらず、ただお金を増やしても経済は安定しないんですよね。レストランで食べきれないほどの料理が出てきても、結局は食べ残しになるだけ。こんなことをしている間に、爆発的に膨れ上がる国の借金を見て誰が安心できるのか、目を背けたくなります。それに、デフレを無理やり押し上げる感覚って、まるである日突然甘いものがなければ生きていけない!と思い込まされているようなもの。この先、どうなるか、この政策がどれだけの影響を及ぼすのか、誰にもわからないのが現実です。いつまでもお金を生み出すだけの宗教じみた経済政策に依存している状態、自分の足元を見つめることが大事です。
量的緩和をまじめに語ると
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