
視覚芸術とは、目で見える芸術全般のことです。はい、簡単に言うと、絵画、彫刻、写真、映像など、目に映るものが全て該当します。しかし、その実態はというと、見た目重視の自己満足的なものが横行しているのが現状です。例えば、子供が幼稚園で描くクレヨン画に対して褒める親の気持ちを考えてみてください。彼らの作品が心に響くか、価値があるかはさておき、親の愛情によって「素晴らしい芸術だ」とされるのです。クオリティ云々を考慮せず、目を引く色と形だけで評価されてしまうなんて、まるでインスタグラムのフィルターで盛られた写真みたいなものです。でも、視覚芸術はそれでも成り立ってしまう、だからこそ厄介なのです。そう、視覚芸術とは見た目で勝負する、ある意味での見世物。それでもやっぱり、他人のつまらない作品に苦しまずに済むなら、私たちはそれを黙って受け入れなければならないのかもしれませんね。ああ、芸術界の闇は深い。
視覚芸術をまじめに語ると
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