
ベンチとは、人が座るために作られた単なる木や金属の塊です。その本質は、他人との距離を縮めることもあれば、無意味な会話を促す厄介な存在。その形状は様々ですが、あまりにも私たちの生活に溶け込みすぎて、心の真空を埋める道具になり果てています。昔は公園での憩いの場として賑わっていたのに、今ではただのSNS映えを狙った撮影スポット。座っているときのお尻の快適さと引き換えに、世の中の無駄な情報に囲まれている気分はどうでしょうか。まともに考えたこともないベンチに対して、少しだけ反抗的な視点を持つことも大切です。だからと言って、新しいスタイルのベンチ、例えば、「空中ベンチ」とか、「自動喫茶ベンチ」とか、意味不明なアイデアに走らないでほしい。結局、ベンチはまだまだ私たちの心に座っているのです。座っている場合じゃないのに。ちょっと毒舌がすぎましたかね?でも、そういう気持ちで見直さなきゃ、世の中、何も変わりませんよ。
ベンチをまじめに語ると
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