
口承文学とは、古代から人々の口を通じて語られてきた物語や詩のことです。まるでテレフォンゲームのように、何度も繰り返されるうちに内容が変わることも承知で、結局は「それ、ほんとにそうだったの?」みたいな話ばかり。不思議なくらい人々の心をつかむ要素がある一方で、フィクションとリアルが混ざり合った混沌さはたまりませんね。現代のSNSでのバズりと同じく、流れによって話が膨れ上がる様は、本当に病的です。とはいえ、こういった文化があったからこそ、私たちの言語や物語が形成されてきたと言えるのですから、一概に否定はできないんですけどね。要するに、口承文学は人間の想像力と記憶の不思議な結晶であり、まさにコントのネタにしかならないとも言えます。
口承文学をまじめに語ると
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