
オペラとは、声楽と楽器の演奏、そして演技を一緒に楽しむという、まるで古代の神々が行う祭りのようなものです。ただし、観客は時に「これが楽しみだ」と思いながらも、3時間も続くストーリーパートに早くも耐えられなくなるというジレンマに陥ります。音楽は素晴らしいですが、内容が理解できない言語で展開する悲劇的なストーリーには、思わず鼻をつまみたくなる衝動すら感じます。どんなに美しい歌声でも、放送事故にも劣るような演技には辟易とします。オペラに行くくらいなら、Netflixで好きなドラマを一気見した方がよっぽど有意義な時間を過ごせるのではないでしょうか。美しい衣装と豪華な舞台装置に圧倒されるわりに、肝心のストーリーが薄っぺらいことも多いですからね。結局、「見る価値がある」と思わせるオペラがいくつあるのか、考えてみると少し(いや、だいぶ)玉石混淆です。
オペラをまじめに語ると
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