防波堤とは、海の荒波から港を守るための存在ですけれども、その実態はまるで無駄遣いの典型です。これがないとせっかくの船が波に翻弄され、港にたどり着けないというのですから、まさに必要不可欠。でも、よく考えてみてください。あの固いコンクリートの構造物に対して感謝する人なんて少ないですよね。あれる海に立ち向かう姿は堂々としているかもしれませんが、海に対して「どうせこれくらいでなんとかなるだろ」なんて思っているなら、そいつはただの自信過剰です。結局、防波堤があろうがなかろうが、人間は自分の防波堤を作るために一生懸命に頑張らなきゃならないのです。これを見て「完璧な対策だ」と言っちゃう人は、どう見ても間違っていると思います。他にやるべきことがあるんじゃないですか?
防波堤をまじめに語ると
前の記事: « 防水布とは?毒舌で解説!
次の記事: 陪審制とは?毒舌で解説! »