オンデマンド出版とは、要するにあなたが書いた内容が数冊だけ印刷されるサービスです。これ、楽な時代になったと浮かれている人が多いですが、正直言って陳腐化が進む一因なのでは?昔なら、出したいと思ったら出版社に企画を持って行き、相手からそっぽを向かれ、大泣きしながら徹夜で原稿を書き直すという苦労がありました。それが今じゃ、自宅のパソコンでポチっとやるだけで本ができるんですから、夢のよう。でもその分、クオリティが??? まあ、質より量で勝負みたいな世の中なんて、何の意味があるんでしょう。自分の作品がシッカリとした形で世に出る可能性が低くなるのは寂しい限りです。結局、印刷される本も数少ないうえに、なんてことない内容で溢れかえり、きっと未来の痛い文学史で話題にされることでしょう。
オンデマンド出版をまじめに語ると
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