
インストゥルメンタルとは、楽器だけで演奏される音楽のことですが、これがたまに頭を悩ませるのです。ラジオをつけると流れてくる、妙に耳に残るあの音楽、実は歌詞がないだけというシンプルな罠。要するに、聴き手に何も伝えず、ただ背後で流れているだけのものなんです。何気におしゃれなカフェで流れているけれど、これがないと常に無言の空間になることを考えると、なんとも皮肉。インストゥルメンタルは、聴き手の感情を代弁する歌詞がない分、逆に何も感じさせないこともあり、結局のところただの「音」として消費されることが多いのです。アートに対する人々の期待は、「感情を感じること」ですが、これではただの心のないメロディーの集合体です。だからこそ、「インストゥルメンタルは良い」という意見には一瞬うんざりするのです。さあ、聴きたいならその意義を考えてみてください。なぜ音楽が音楽であるのか、そこに何かがないとただの効果音と化すのですから。
インストゥルメンタルをまじめに語ると
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