
効率的市場仮説とは、全くもって頭を使わずに市場を動かそうとする美しい夢のことです。投資家が全ての情報を瞬時に吸収し、それに基づいて完璧な判断を下すなんて、映画の中だけの話じゃありませんか?現実には、勘や欲望、さらには集団心理が渦巻いているのに、こんな理想論がまかり通るなんて滑稽です。たとえば、コーヒーを飲みながら「今日の株は上がるかな」と予想することを、まるでEXILEのダンスのようにスマートに見せたところで、実際はその日の天気に左右されるというお粗末さ。誰もが市場に参加できる時代だからこそ、効率的市場仮説は阿吽(あうん)の呼吸でスルーされがちです。結局、この仮説があるからこそ、運用会社は愚かな投資家を食い物にするんですよね。どうしても、こうした夢物語に騙されたくないなら、自分の目でしっかり市場を見極めることです。
効率的市場仮説をまじめに語ると
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