
建物群とは、人間の創意工夫が詰まった形のない芸術の集まりのことです。まるで古びた宝石箱の中に押し込まれた、無理に掛け合わせたデザインのカスみたいなものを想像してください。どれもこれも個性がなくて、ただのブロックのように見えることも多いですが、実際はそれぞれの建物にストーリーがあるのです。耐震性がどうとか、デザインがどうとか、皆がすぐに議論を始めますが、結局は「写真映え」で決まるって訳ですよ。写真のインスタ映えのために建っているようなものですから、真正の歴史的価値が分かっているのか怪しいところ。そんな建物群が集まったところで、景観が良くなるとは限りません。むしろ、同じような建物が並ぶだけで、街の特色が消えかねないのです。建物群の存在意義、再考するタイミングかもしれませんね。
建物群をまじめに語ると
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