
燃料棒とは、原子力発電所で使われるウランなどを詰め込んだ棒のことです。ええ、要するに、これがなければ電気すら作れない。まさに世の中を動かす重要アイテムですね。恵まれない家族のお弁当箱に隠されたウィンナーのように、燃料棒もまた、我々の生活の背後で出番を待っているのです。おいしい食事を楽しむためには、カロリーが必要なように、電気を作るためにはこの燃料棒が必要なんです。ですが、その一方で放射性物質を扱うのですから、ちょっとした事故で科学者顔負けの大騒ぎになる可能性もある。このように、燃料棒は我々の暮らしにとって必須ではあるが、軽々しく触れるべきではない危険なアトラクションでもあるのです。どこかで糸がほつれれば、玉突き事故のように問題が広がる。難しいとはいえ、電気は友達とか言ってるあなた、その裏には燃料棒という危険な友達が潜んでいることを忘れないでください。
燃料棒をまじめに語ると
前の記事: « 燃料ポンプとは?毒舌で解説!
次の記事: 燃焼とは?毒舌で解説! »