
和歌とは、昔の人が自分の想いを5-7-5-7-7の31音に詰め込んで、自らを表現する、なんとも自己陶酔的な詩のことです。感情なんて言葉で伝えることができないから、わざわざ音数を決めたわけですね。まるで、過剰な演出を施した料理のように、味を誤魔化している印象さえ受けます。もちろん、古典的な美しさは否定しませんが、理解されにくい抽象表現はご勘弁。この時代において、グルメ番組で意図的に映像をカッコよく見せるためだけに過剰な盛り付けをしているのと同じようなもの。「わたしの心」が「草木も眠る丑三つ時」に響く、なんて言われても、現実的には「何が言いたいの?」と首をかしげたくなります。結局、和歌を詠むこと自体が自己満足の極致なのかもしれませんね。
和歌をまじめに語ると
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