
排出量取引制度とは、環境規制を守るという名目で企業が排出権を売買する、いわばエコなフリをした金儲けの手法です。もちろん、二酸化炭素などの温室効果ガスを減少させるのが目的ですが、多くの企業はその実態を深く理解していないか、あるいは理解した上でのずる賢い策略として利用しています。実際、排出権を買うことで、環境に優しい企業のふりをする訳です。これは、ゴルフのティーイングエリアでチョロを打っても、「私はゴルフが上手です」と言っているのと同じ。形式的にはクリアでも、実際の影響は二の次。結局、環境問題の解決にはならず、ただ金が動くだけです。環境保護のための制度が、実際は大金持ちを潤すための道具になっているのが、何とも皮肉です。
排出量取引制度をまじめに語ると
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