
建設業とは、まるで家の中に色とりどりの積み木を持ち込む子供のような無秩序さを持ち合わせているのに、実際は地面を掘り返してコンクリートを練り込む大人たちの仕事です。時には構造物が倒れる危険を顧みず、スピード優先で作業を進めたり、予算を守るために適当な材料を使ったりするなど、要するに、"安全第一"ではなく"コスト第一"が優先されているのが現実です。もちろん、「安全に作業を進めることが最優先」とかいう建前は耳にタコですが、実際に現場で働く人たちは最終的には「時間がないからやっちまえ」と、手抜き工事を背負わされる羽目になることも。つまり、建設業とは安定した生活を送るための必要悪であり、そこで働く人々のモチベーションを保つのは、もはや積極的な心の持ちようとしか言えないのです。なので、お金のために頑張る人たちと、見えないところで戦っている技術者たちの両者には四の五の言わず、自分の仕事を楽しくやってもらいたいところですね。
建設業をまじめに語ると
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