
低圧ケーブルとは、電力を家庭や商業施設に供給するための、大してすごくない電線のことです。いわば、電気の配達屋。もっとも、配達屋に期待するのは当たり前ですよね。低圧ケーブルは、200Vまでの電力を扱うんですが、まるで貧乏神がついているかのように、あまり目立たない存在です。おせっかいな上司に監視されている部下のようなもので、居ても居なくても大差ない。「ああ、また低圧ケーブルね。大して重要じゃない」と思われがちですが、その実は私たちの生活に欠かせないサポーターです。電気がなければもちろん困る訳で、結局はこのケーブルが全てを支えていると言っても過言ではないんですよ。言っとくけど、これが無くなると全てが真っ暗になるんだから、単なる配達屋と思って侮ってはいけません。家電がパンクする様子を想像してください。あの静寂、恐ろしいですね。とか言いながら、やっぱり気にしない人が多いのが現実なんですけどね。
低圧ケーブルをまじめに語ると
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