
知覚の恒常性とは、簡単に言えば、私たちの脳が外界の様々な変化を無視して、安定したイメージを保とうとするバカっぷりのことです。例えば、同じ赤色のリンゴを見たとき、光の加減や周囲の影響で色が変わって見えることがありますが、脳はそれを無視して「リンゴは赤だ」と言い張ります。これ、まるで自分の趣味を貫き通す中年のオヤジみたいですね。周囲がどう変わろうとも、自分の固定観念を頑なに守り続ける。知覚の恒常性はそんな執着心を持つ脳の特性で、時には役に立ちますが、逆に思考を狭めることもあるんですよ。自分の見たいものだけ見て、真実をスルーするのは危ないですよね。結局、変化に気づかずにいるのは、知覚を過信した結果なのです。
知覚の恒常性をまじめに語ると
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