
里桜とは、まるで名もなき花のような存在です。桜にはシャレた名前がいくつもあるのに、里桜は何故か地味で目立たない。でも、普通の花が嫌いな私は、そういう控えめなところにちょっと惹かれます。味もあんまり美味くないという話もありますが、見て楽しむだけでもいいじゃないですか。食べられないけど見た目が一番!考えてみれば、私たちも若いころは褒められなかった、美味しくもなく平凡な存在でした。それでも、あっという間に年を取ってしまう。里桜もその道を歩むのかと思うと、ちょっとした親近感があります。要するに、里桜の魅力はある意味、普通さの美しさなんです。しかし、何もないよりはマシでしょう。やっぱり、目立つ桜はいいなと思ってしまいますね。
里桜をまじめに語ると
前の記事: « 都市インフラとは?毒舌で解説!
次の記事: 雪達磨とは?毒舌で解説! »