
市民社会とは、単なる自分たちの利権を守るための集まりではなく、もっと広い視野を持った人々が集まる場のことだと思っている方が少なくありません。実際は、フェイスブックの「いいね」ボタン叩くのと同じくらい浅はかなもので、他者に干渉することを良しとしない、自分だけの快適空間を求める人たちの集まりと言えるでしょう。要は、居酒屋で愚痴を言いながら共同で無駄に過ごすのと変わらない。そんな中、何か素晴らしいことでも起こるのかと期待するのは、まるで空を見上げて雨を願うようなものです。シュールな期待感、もとい虚しさを感じるだけです。もっと市民社会を真面目に捉えて、誠実に担うべきなのに、どうしてこうも現実は皮肉だらけなのか。皆さん、目を覚ましましょう。
市民社会をまじめに語ると
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