
けれどとは、本来の主張や意見があっても、そこに矛盾や違和感を持たせる申し訳程度の逃げ口上です。本当に相手を納得させたいのなら、ストレートに言えばいいのに、なぜかこの言葉で遠回りすることが多いですね。たとえば、あなたが「私は料理が得意だ」と自信たっぷりに宣言したとします。けれど、その後に「でも、たまに焦がしちゃう」と続くと、急に自信がなくなったように感じてしまいます。調子に乗りすぎたのを感じたのでしょうか?結局、けれどは奥ゆかしさを装った言い訳であり、自信を半分に分けてしまう言葉なのです。誤解を招くこともあるので、正直に話してしまえばいいのに。ロマンチックな話にだって、同じニュアンスがありますよ。小説の中で、恋愛が進行しても、「けれど、彼には秘密がある」とか言って、全体を台無しにすることがよくある。くだらない!
けれどをまじめに語ると
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