
年次昇給とは、毎年あなたの頑張りを評価してくれるふりをする制度です。実際は、企業が1年ごとにあなたの給与を見直すという名目で、ちょっとした金額をあげてあげるよ、というもの。どうせ普通のサラリーマンは社長のウマウマにはかなわないので、大した金額も期待できません。まるで春のお花見に出かけるかのように、従業員は期待を胸に年次昇給を待つわけですが、結局は桜が咲いた後に咲かない花と同じ。要するに、やる気を削ぐような微増に満足しろ、という無言のプレッシャーのことです。年次昇給があることを誇っても、実際には「ボーナスすら渋られるような介護職」「人手不足の飲食業」での年次昇給が実態です。結局、業種によっては昇給そのものが罰ゲームに等しいというのが現実なので、そんな制度のせいでハイテンションになる未来が見えません。
年次昇給をまじめに語ると
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