
コンプレッサー方式とは、シンプルに言えば、音の大きさを圧縮するためのテクニックです。この仕組みを使うことで、脈打つ音の中で、かすかな声もクリアに聴こえるようになりますが、世の中の多くの人々がこの方法を全然理解していないのが信じられない。まるで、自分の好きなラーメン屋が大行列すぎて、いつも無駄に待たされるのに、やめられないようなものです。コンプレッサー方式も、それに近い面倒さをともなうのに、皆平然と取り入れている。また、これを使うことでダイナミクス(音の大小の差)が失われるリスクもあるにも関わらず、感覚で使う気軽さが先行してしまっています。おかげで、音楽も「これが良い」と思って作られたものがみんな同じような音に聞こえる。まあ、現代の音楽の退化を見越せば、これはこれで良いのかもしれませんが。いずれにしても、思った以上に深いんですよ、コンプレッサー方式って。あくまで、ちゃんと使わないとただの音のゴミに化けるので注意が必要です。
コンプレッサー方式をまじめに語ると
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