
マルチカルチャリズムとは、異なる文化が共存することが素晴らしいとされる思想ですが、正直言って、現実はもっと厳しいものです。文化の融合という名の下に、「皆で仲良く」なんて脳天気な理想を掲げているけれど、実際には意見の衝突や摩擦が避けられないのです。たとえば、家庭での食事を考えてみましょう。あなたが好きな寿司と、友人が持ち込む辛すぎるカレー。どっちを選ぶかで、「食文化の共存」が泥沼化するのは見えているでしょう。マルチカルチャリズムの根本にはポリティカルコレクトネスがあるため、言えないこともある。でも、そうした隠れた潰し合いは、自分自身を頼りにできない社会を生むんです。結局、ますます分断が進んでいく。これがマルチカルチャリズムの現実です。
マルチカルチャリズムをまじめに語ると
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