
フルレンジとは、音楽やオーディオの世界での用語で、周波数の幅が広いことを指します。要するに、低音から高音まで、「全範囲」感じられるわけですね。つまり、フルレンジスピーカーなんかは、無駄に一つのスピーカーであらゆる音域をまかなうため、設置が楽チンだと思って選ぶ方も多いはず。でも、その「全部」とやらが、高音も低音も適当に混ざっちゃうから、音質が犠牲になりがち。それを理解せずに「フルレンジ最高!」なんて言っている人を見かけると、思わずため息が出ますよ。もちろん全音域をカバーしようとするのは素晴らしい試みですが、偏った音質が何が楽しいのか、全然分かりませんよ。この意味が分からない人は一度、ちゃんとしたハイエンドスピーカーで聴いてみるべきです。これが本当にフルレンジの力だったらいいんですけど、そうじゃないのが現実です。
フルレンジをまじめに語ると
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